母からの呪い

母からの呪いで一番あるのが

 

お前には幸せになる価値はない

 

だ。

本当に辛い呪い

 

そんなことはないと信じた、結婚と家庭

 

けれども、それは思った以上の孤独だった

自分の親が頼れないことはある程度わかっていた。

 

けれども、須藤さんの家庭にはある程度居場所を見いだせると思っていたし、居場所が欲しかった

 

だって、好きになった人の家族だし、須藤さんは私のことを好きになってくれたのだから。

 

そんな家族に結局、7月の日曜日、あそこまで決定的に拒絶されてしまったことのショックは結構大きい

 

やっぱりお前は孤独に生きるしかない、価値のない人間なんだ、と突きつけられたようなショック

 

けれども、それ以上に好きな人の家族なのに、私の家族同様、私の言葉や気持ちが一切届かない無力感の方が辛い

 

自分の結婚前の思いや希望を思うと、本当に辛い

 

もっと梁田の2人に私という人間を知って欲しかったとも思う

同居して、須藤さんと私が日々どんな時間を送っていたかも知って欲しかった

 

その上で、もっと色んな話をしたかった